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James Morrisonとは

現在、熱い視線を集めているイギリスのシンガー・ソングライター・シーンですが、新たにJames Morrisonが登場した。今、21才で、イギリス生まれです。5才からギターの弾き語りを始めたそうである。13才のときに、ブルースを教えてもらって、ミュージシャンの才能が目覚め、その後はオールド・ソウル・ミュージックからインスピレイションを受けて、作曲を続けているそうである。声質は、アル・グリーンとオーティス・レディングをミックスしたような甘いハスキー・ボイスであります。優しく、ときには、力強くブルージーに歌い上げるJames Morrisonはソウル・ミュージックの大御所からも大絶賛を受けています。ロック、フォーク、ソウル等に影響を受けた天性のメロディー・メーカー振りは今後の成長が楽しみです。

James Morrisonの音楽性

2005年にイギリスで火がついた、シンガー・ソングライターのブームは、2006年には、James Morrisonの登場でさらに加熱していった。新人ではあるが、一度耳にしたら忘れられない曲、James Morrisonの強みはブルースとソウルを宿した確固とした音楽スタイル、そして、何よりも哀愁とポジティビリティーが共存したハスキーなヴォイスが魅力的である。まさか、この声の持ち主が、21才の若者で、しかも白人・イギリス人のものとは誰が想像するであろうか。「育った環境の中に常に音楽があったんだ。子供のころはソウルをたくさん聞いていたけれど、特に声を通して感情を表現するシンガーが好きだった。アル・グリーン、オーティス・レディング、キャット・スティーブンス、ヴァン・モリソンなど。だから、自分で歌うことを習得することは、僕にとっては当たり前のことであったんだ。」とJames Morrisonは語っていた。

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早熟の天才

早熟型のJames Morrisonは、13才でギターを習得して、14才でバスキング(路上ライブ)を始めた。彼は貧しい母子家庭で苦労しながら育った彼にとっては、音楽は一種の現実逃避手段であった。バスキングも、小遣い稼ぎと、音楽的に自信を付けるための一石二鳥のことであったと述懐していた。James Morrisonは「僕を含めて多くの人はあまり素晴らしい人生を送っていない、だから、幸せな人生を過ごしている人にたちだけに向かって曲を書くのは無意味だと思う。人生はは総て気の滅入ることだけでないから、落ち込む内容のアルバムは書きたくない」とデビュー・アルバム「James Morrison」について彼は語っていた。失業保険をもらいながら、書き溜めた曲と魂の美を伝えるハスキーな声は、確かにどん底の気分からスーっと魂を上昇させる、このアルバムは初登場一位を記録している。James Morrisonの今後が楽しみである。

Copyright © 2008 James Morrison登場